エピソード

  • 百日ぜきの患者増加  乳幼児への予防接種呼びかけ
    2024/12/19

    2024年12月19日(木)放送分


    担当は上地和夫さんです。



    琉球新報の記事から紹介します。


    県は13日、

    百日ぜきの患者が増加しているとして、

    重症化や死に至る恐れがある乳幼児への

    予防接種を呼びかけました。


    新型コロナウイルスが感染拡大した

    2020年から2023年は、

    百日ぜきの患者の報告が年間2人から22人と

    少なかったものの、

    今年は既に

    56人の報告があるということです。


    百日ぜきの患者は2017年から

    全数把握をするようになり、

    2018年の84人が過去最多でした。


    一方、おとといし2022年は

    最少の2人でした。


    年齢別では、0歳児が8人、

    10歳から14歳が17人、

    5歳から9歳が14人と、

    子どもの患者が多くなっていますが、

    20歳以上でも12人の報告がありました。


    県感染症対策課は、

    生後2カ月から始める乳児への

    5種混合ワクチンの

    速やかな接種を呼びかけています。


    また、成人は軽症となる傾向がありますが、

    せきが長引く場合の受診を促しています。

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    5 分
  • 経年劣化で 「ゆいレール」旭橋駅のエスカレーター 停止状態に
    2024/12/18

    2024年12月18日(水)放送分


    担当は上地和夫さんです。



    琉球新報の記事から紹介します。


    沖縄都市モノレール「ゆいレール」の

    旭橋駅のエスカレーターが停止した状態が

    続いていることが、分かりました。


    経年劣化が原因です。


    部品取り寄せに時間がかかるとして、

    道路管理者の沖縄総合事務局南部国道事務所は

    「来年夏の稼働再開を目標としている」

    と話しています。


    11月12日から停止している安里駅の

    エスカレーターに関しては、

    来年1月中旬をめどに

    復旧する見込みだということです。


    国道事務所によりますと、

    旭橋駅のエスカレーターは

    9月4日から停止しています。


    対応年数は20年程度が

    目安とされていましたが、

    2003年のゆいレール開業から

    およそ21年使用してきました。


    モーター内部で不具合が生じ、

    稼働を続けると発火などの恐れがあることが

    点検で分かったということです。


    既存モーターの生産中止を受け、

    後継機を探すため、発注から納品までには


    およそ7カ月を要するということです。


    モノレール社は毎年12月から1月頃に

    定期点検を実施しており、

    担当者は

    「定期的に計画を立てて修繕しているが、

    緊急停止したものはご迷惑をおかけして

    申し訳ない」と話しました。

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    5 分
  • 「木の上の軍隊」映画化 来年6月、沖縄先行公開
    2024/12/13

    2024年12月13日(金)放送分


    担当は赤嶺啓子さんです。


    琉球新報の記事の中から紹介します。


    伊江島のガジュマルの木の上で、

    終戦を知らずに生き抜いた日本兵2人の

    実話を基にした井上ひさしさん原作の舞台

    「木の上の軍隊」が、映画化されます。


    沖縄戦から80年となる来年6月13日に

    沖縄で先行公開され、7月に全国公開されます。


    原作「木の上の軍隊」は、

    宮崎から派兵された上官と地元出身の新兵が、

    敵の銃撃に追い詰められてガジュマルの木の上に登り、

    終戦を知らぬまま2年間過ごすもので、

    撮影は全て県内で、木の上のシーンは伊江島で撮影しました。


    上官を演じた俳優の堤真一さんは

    「戦争によって変わっていく人間の価値観や、

    今の時代にも通じる世代間のギャップなどいろいろなことが描かれています。

    僕自身知らなかったことが多く、映画を通して学んでいる。

    世界中で見てほしい」と話し、

    新兵を演じた山田裕貴さんは

    「戦争の悲惨さがしっかり映し出されている。

    作品を伝える役目をもらえてうれしい」と語りました。


    戦争体験者などへの取材を重ねてきた平監督は

    「あらゆる角度で取材し戦争を見つめたとき、

    見せたい景色が見えてきた。

    本当に起きたことの恐ろしさと、

    素晴らしさをご覧いただきたい」と呼びかけました。

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    4 分
  • 北部豪雨から1カ月 比地大滝キャンプ場でも 壊滅的な被害
    2024/12/12

    2024年12月12日(木)放送分


    担当は上地和夫さんです。



    琉球新報の記事から紹介します。


    北部豪雨から1カ月がたち、

    地大滝キャンプ場でも、

    土砂崩れや倒木などにより壊滅的な被害を

    受けていたことが分かりました。


    キャンプ場の指定管理を担う国頭村観光物産の

    金城茂社長は4日、被害調査のために

    キャンプ場と比地大滝に向かう遊歩道を訪れ、 

    被害を目の当たりにした金城社長は

    「これだけ大きい被害だと復旧は

    厳しいのでは」と声を落としました。


    現在、指定管理の認定を外してもらうように

    村に要請しているということで、

    「指定管理のままだと、1社だけで

    復旧にかかる費用を負担する必要がある。


    指定管理者から外れた上で、

    村と協力しながら

    復旧に取り組みたい」と話しました。


    キャンプ場には、テントを設営するための

    キャンプ台が14台設置されていましたが、

    川の氾濫でほとんどの台が

    根こそぎ流されました。


    芝生が広がっていた広場も土砂が堆積し、

    影も形もなくなっていました。


    金城社長は「やり切れない思いだ。

    復旧までの見通しが立たない中、

    キャンプ場の職員には別の仕事に

    就いてもらうことも考えないといけない」と

    苦しい胸の内を語りました。

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    5 分
  • 沖縄への修学旅行生 2025年度 前年度比11・1%減少 物価高騰影響か
    2024/12/11

    2024年12月11日(水)放送分


    担当は上地和夫さんです。



    琉球新報の記事から紹介します。


    コロナ禍の影響が緩和し回復傾向にあった

    沖縄への修学旅行生が2025年度は

    前の年度に比べておよそ11・1%減少し、

    30万4524人と見通しであることが

    分かりました。


    コロナ禍前の19年度に比べて 

    およそ10万人少ない水準です。


    旅行社への申し込み状況から、

    沖縄観光コンベンションビューローが 

    推計しました。


    昨今の物価高騰のあおりを受け、

    交通費に多くの費用がかかる

    沖縄への旅行を断念し、

    新幹線など陸路で行ける近場に行き先を

    変更する学校が増えています。


    コロナ禍の収束で需要の回復を見込んでいた 

    観光業界からだけでなく、

    沖縄戦の実相を全国に伝える機会が減ることに

    平和学習の関係者からも

    懸念の声が漏れました。


    修学旅行は各都道府県などで実施基準があり、

    旅費の上限額も8万円から10万円程度に

    定められていることが多く、

    物価の上昇額に修学旅行の実施基準が

    追いついていない状況だということです。


    コンベンションビューローの下地芳郎会長は

    「新たな負担は保護者にとって苦しいものの、

    適正な費用計上に向けて各都道府県の

    上限額に明確なメッセージを出したり、

    平和学習にかかる費用の一部に

    補助金を出したりするなど、

    沖縄側でできる工夫の検討が

    必要だ」と話しました。

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    6 分
  • 我如古老人会、結成55周年で仲田幸子さん招き講演
    2024/12/10

    2024年12月10日(火)放送分


    担当は中川信子さんです。


    琉球新報の記事から紹介します。


    宜野湾市の我如古老人クラブはこのほど、

    自治会公民館で結成55周年を記念とし、

    喜劇の女王と称される仲田幸子さん91歳を迎えた

    特別講演会を開きました。


    仲田さんは14歳で沖縄芝居役者を目指し、

    26歳で沖縄初の女性団長として「でいご座」を旗揚げしました。


    しかし最初から順風満帆ではなく、

    沖縄テレビの水曜郷土劇場の放映や、

    那覇市内での常打ち公演をきっかけに人気に火が付き、

    十八番の「床屋のふくちゃん」などで

    喜劇の女王として人気を不動のものにしていきました。


    その中で、1944年の沖縄戦の対馬丸撃沈事件に触れ、  

    乗船料10円を工面できず、乗れなくなり

    「一度、死ぬところだった」との体験秘話もあかしました。


    車いすながらなお現役人生を歩む仲田さんのトークショーに、

    およそ70人の老人クラブ会員が集まった

    会場は終始大盛り上がりで、

    人生のモットーについての質問には

    「生きがいはくよくよせず楽しいおしゃべりとカラオケざんまい」と即答しました。


    ファンだという94歳歳の女性が

    「目の前での憧れの仲田さんのユンタクは、

    あの世のお土産になります」と感想を述べると、

    会場はヤンヤの喝采に包まれました。

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    4 分
  • 県内総人口、2年連続で昨年より減少
    2024/12/09

    2024年12月9日(月)放送分


    担当は上地和夫さんです。


    琉球新報の記事から紹介します。


    県が先月11月末に発表した人口移動報告年報によりますと、

    10月1日時点の県内総人口は146万7065人で

    前の年に比べて1310人減少しました。


    県推計調査での人口減少は、

    日本復帰後初となった2023年から2年連続となりました。


    一方、人手不足を補うため外国人の雇用が増えており、

    外国人総人口は前の年に比べて

    3799人増加の2万6407人で、過去最多を更新しました。


    出生数と死亡数の差である「自然増減」は3285人の減で、

    復帰後初の自然減となった22年から3年連続で自然減となりました。


    転入数と転出数の差を示す「社会増減」は1975人増加しました。


    自然減が社会増を上回ったことで、人口減少につながりました。


    人口の増加率が最も高かったのは宜野座村で1・82%増加し、

    次いで南風原町の1・18%増、南城市の0・99%の増でした。


    減少率が最も高かったのは伊是名村で4・10%減少し、

    次いで多良間村の3・07%減、大宜味村の2・36%の減でした。

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    6 分
  • 今年の修学旅行 バスガイドの発注減 物価高騰が影響か
    2024/12/05

    2024年12月5日(木)放送分


    担当は上地和夫さんです。



    琉球新報の記事から紹介します。


    今年の修学旅行で

    バスガイドの発注が減っています。


    県内バス会社や旅行社などによりますと、

    昨今の物価高騰による航空機や

    バス料金の値上げにより

    バスガイド代を削らざるを得なくなったことが主な理由です。


    コロナ禍で減ったバスガイドの雇用の回復も

    いまだ進まない中での需要の減少に、

    県内バス会社関係者からは

    「このままではバスガイドという

    職業がなくなってしまう」と

    懸念する声が上がっています。


    県内バス会社2社によりますと、

    コロナ禍前の2019年に比べて

    正規のバスガイドは

    およそ2割減少しているということです。


    修学旅行が繁忙期となる秋口に

    貸切バスの稼働もピークを迎えますが、 

    バスガイド不足で受注できない事例に加えて

    宿泊料なども価格上昇が重なり、

    修学旅行の上限額を超えないように

    バスガイドを発注しない学校が増えてきました。


    関係者によりますと、夏場などの閑散期は

    発注がないため事務職などに就いていますが、

    今年は繁忙期でも仕事がないことが

    あるということです。


    沖縄観光コンベンションビューローの

    下地芳郎会長は

    「沖縄観光の中でガイドが果たしてきた

    役割は大きい。映像を流すなど

    デジタルも活用しながら、

    沖縄のガイドの在り方を考えていかなくてはならない」と話しました。

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    6 分