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サマリー
あらすじ・解説
今週もピアニストの深尾由美子さんをゲストに迎え、セヴラックの曲をお届けします。
セヴラックの創造活動には思い出がとても重要な役割を果たしています。アルフレッド・コルトーに「最高傑作」と言わしめた曲集『セルダーニャ』の「リィビアのキリスト像の前のらば引きたち」は、セヴラックが敬愛していたアルベニスへの思いが込められた作品です。
セヴラックの全ピアノ作品とその創作思想について分析した『セヴラック 追憶の変奏曲』が2025年1月中旬、春秋社より刊行予定。
出版を記念し、1月12日(日)15時より、静岡のグランシップ中ホールにて、深尾由美子トーク&ピアノコンサート「南仏の風に乗せて-デオダ・ド・セヴラックの世界」が上演されます。
深尾由美子
博士(音楽)。桐朋学園大学ピアノ科卒業後、ヨーロッパ各国でピアノソロ、室内楽の研鑽を積み、フランス国立リヨン地方音楽院修了。これまでに「セヴラック、失われた時の音楽」、ヴァイオリニストのジェラール・プーレとの「ピレネーの太陽」をリリースするほか、「セヴラック・ピアノ作品全集vol. 1~4」をナクソス・ミュージック・ライブラリー、Spotify、Apple Musicで好評配信中。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】デオダ・ド・セヴラック作曲 『セルダーニャ』より「リィビアのキリスト像の前のらば引きたち」
深尾由美子/ピアノ
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団