「運動不足がもたらす身体的・精神的な影響について」 季節も冬に入ってきて、外に出るのが億劫に感じる時期になりました。 北緯の高い国では、日照時間が短いことに加えて、太陽の光を浴びる時間が少なく気持ちがふさぐ人が多くなる「冬季うつ病」という症状があります。 寒くなる時期だからこそ、心して外出する機会を増やして、心身の健康に意識を向けた生活をしましょう。 子どもの頃の運動不足は、身体的な発達に影響を及ぼし、筋力の不足や持久力の低下を引き起こすことがあります。 こうした身体的な問題は、成人後にも生活の質QOLの低下や健康リスクの増加につながります。 精神的な面でも、子どもの頃の運動不足は、神経系の発達に影響を与えるため、集中力の欠如や感情のコントロールが難しくなることがあります。 【お勧めの運動】 ◎鉄棒や雲梯(うんてい) 腕を伸ばしてぶら下がることで、体側が伸び胸郭が広がります。 呼吸が深くできるようになると、副交感神経のスイッチが入ります。 筋肉の緊張が強くなる寒い時期は、室内でも身体を伸ばす運動を取り入れましょう。 ◎ブランコ 平衡感覚や協調性を育むことができる運動です。 身体の軸を整える為、ダイナミックな動きで体幹が安定します。 上半身下半身、身体の前面背面のバランスが取れ、姿勢や歩行の安定にもつながります。 これらの運動ができた経験、やり遂げた経験は、触覚、平衡感覚、固有受容覚を育みます。 成功パターンをもっていることは、身体を動かす事で得られる快楽を体得していると言えます。 それにより、幸せホルモンである、セロトニンやオキシトシンが分泌され精神安定が得られていくのです。 幼少期に過度なストレスにさらされた環境で育つと、成人後においてもストレスへの耐性が低く、慢性的な不安や不眠に悩まされるリスクが高まります。 さらに、コルチゾールの影響により前頭葉の機能が低下すると、意思決定や問題解決能力が低下し、生活や職業での適応が難しくなる可能性があります。 コルチゾールなどのストレスホルモンは、過剰に分泌されることで脳の発達や神経系に影響を与えることになります。 お天気の悪い日には、室内でできる運動で、自律神経のバランスを整えてみましょう。 福岡県北九州市にある「産業医科大学病院」に於いて、認知症予防セミナー市民公開講座にて、ブレインジムをはじめとした運動をお伝えしました。 高齢者の転倒予防にも活用頂ける運動で、健やかにすごすヒントと当日の運動提案の様子が、YouTubeにて公開されていますので、どうぞご覧ください。 https://youtu.be/kzvRY9vbA5c?si=cFxPE4ZbvyhemPvX ストレス解消法の一つとして、運動という選択肢があることを多くの方に知って頂ければ幸いです。 ジニアスラブでは、大人のための学び場「原始反射サロン」を2025年1月1日より開設します。 こちらのご案内を含めた、どなたにも参加可能な「原始反射ワークショップ」を2024年12月28日に開催しますので、併せてご参加ください。 ******************************************* 原始反射講座 IN 東京西荻窪 12/28 限定20名 心身を楽にするセルフケアエクササイズを学ぶ https://coubic.com/geniuslove/2895268 大人のための原始反射サロン 5人の専門家からオンラインで学ぶ https://coubic.com/geniuslove/products/339220 原始反射講座 オンデマンド配信 ご購入はこちら https://geniuslove.stores.jp/ ▼ジニアスラブHP: https://geniuslove.co.jp/ ▼Instagram: https://www.instagram.com/genius__love/ ▼Line公式: https://line.me/R/ti/p/@143hqlts ▼YouTube: https://www.youtube.com/@hisae_imamichi
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