エピソード

  • 《1217》心療内科のキモ『病態仮説』徹底解説します☝️
    2025/04/21

    【本日のご質問】

    いつも学びをありがとうございます。

    以前の放送で、「病態仮説の共有と形成」という言葉をお聞きしました。

    また、「患者さん自身の解釈モデルに乗っかる」ということを言われていたと思います。

    これらについての解説をお聞きしたいです。

    こちら(医療従事者)が考える病態仮説がもちろんあるのですが、患者さん自身が今の状態をどう捉えているかということに焦点を当てて仮説を形成するのかな、という認識でいます。(あってますか?)

    ただ、あまりにとっぴな考えを持たれていたり、心身の健康に悪影響だと思われる場合、(そして実際の場面であまり時間をかけられない場合、)たけお先生はどのようにアプローチをなさっているのでしょうか。

    心療内科的アプローチに興味シンシン☝️です‼️


    この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

    (匿名でも可能です)

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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * この放送は、心身の健康に関するリスナーからの質問やリクエストに答える番組である。

    * 医療ニュースの解説なども行っている。

    * 質問やリクエストはGoogleフォームから募集している。

    * 今回は、3月末にリスナーのかんちゃんから寄せられた「病体仮説の共有と形成」に関する質問に答える。

    * 心療内科の治療において、患者に症状の原因などを説明するスキル(病体仮説の共有と形成)は重要である。

    * 心療内科では、ストレスによる体の病気(心身症)や、体の機能異常による病気(機能性疾患)を診ることが多い。

    * これらの病気は、検査で異常が見つからないことも少なくない。

    * 医師は検査で異常があることを説明するのは得意だが、心療内科の病気ではそうはいかないことが多い。

    * 病体とは病気の成り立ちのことで、医学的な病態だけでなく、心理的・社会的な要因も考慮する必要がある(BPSモデル)。

    * 検査で異常がない場合、生物学的、心理的、社会的な要因を総合して患者と共有することが重要となる。

    * 患者さんがなぜその病気や症状が起こっているのかをどう考えているか(解釈モデル)も重要である。

    * 患者さんの解釈モデルを用いた病体仮説を作成し、それが正しいかどうかを検証していくのがたけお先生のやり方である。

    * 病体仮説は仮説であり、検証しながら変化していくものである。

    * 患者さんの解釈が医学的に大きくずれている場合でも、頭ごなしに否定するのではなく、一旦受け止めて検討する。

    * 医学的に矛盾がなく、かつ患者さんが十分に納得できる病体仮説を形成し共有することが重要である。


    興味シンシン☝

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    12 分
  • 《1216》本日発売‼️崎田ミナさんの『やすらぎスイッチ』
    2025/04/20

    【本日の書籍】

    やすらぎスイッチ

    もやもや イライラ コリコリ うつっぽさ 対人関係のストレスがすーっとやわらぐ!

    https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/25/04/08/01949/


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * 今回は、今日発売の書籍『実はえっとモヤモヤイライラコリコリつっぽさ。対人関係のストレスがすうっと和らぐやすらぎスイッチ』を紹介。

    * 著者は、ズボラヨガで有名な崎田ミナさん。

    * たけお先生が一部医療監修を担当。

    * 書籍は、日経ヘルスでの連載「心の給与ケア」(2022年夏号~2024年秋号)を再編集したもの。

    * 構成は2部制。

    * 第1章:読んで心が軽くなる(全4話:心の守り方、考え方の癖、睡眠リセット、ストレスの正体など)

    * 第2章:体から心が緩む(全8話:自律訓練法、呼吸法、マインドフルネスなど)

    * 特に、第2章では自律訓練法が詳しく解説されており、YouTubeでも解説動画を公開中。

    * 書籍には、自律訓練法の効果的な行い方や具体的な方法(フルバージョン、短縮版)が漫画で分かりやすく紹介されている。

    * 書籍は190ページ程度で、価格は1,870円(税込)。

    * Amazonの呼吸器・肺の医学部門で1位、ヨガ・ピラティス部門で2位(昨日時点)、呼吸機構法で3位。楽天ブックスのヨガ・ピラティス部門で1位(いずれも放送時点)。

    * Amazonと楽天ブックスの単行本購入特典として、呼吸筋ストレッチのPDFデータが付いてくる(電子書籍は対象外)。

    * 今日の「幸せじゃんけん」の結果は「チョキ」。


    興味シンシン☝

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    8 分
  • 《1215》㊙️私の論文検索術
    2025/04/19

    【本日のご質問】

    医師がsnsなど外部に向けて発信する時は論文を検索する習慣があると聞きます(日々の臨床や雑談にでも?)論文検索するときに信用できるサイトを教えて頂きたいです!Google scalar?jstage?無料で気軽に検索できて信頼性の高いものなどありますか。また論文を調べる時のコツがあれば是非ご指導お願いしたいです🙇🏻


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * リスナーのおさむんさんから、医師がSNSなどで発信する際に論文検索をする習慣があると聞き、日々の臨床や雑談で信頼できる論文検索サイトを知りたいという質問。

    * Google ScholarやJ-STAGEのような無料で気軽に検索でき、信頼性の高いサイトについて質問。

    * 論文を調べる際のコツについても指導を希望。

    * たけお先生は、自身が週に数百、月に数千の論文タイトルに目を通し、医療のトレンドを把握していると説明。

    * 世界的な医療文献検索には「PubMed (パブメド)」がほぼ一択であると紹介。

    * キーワード検索のコツとして、PICO(Patient/Problem、Intervention、Comparison、Outcome)の考え方を応用すると良いと説明。

    * 特定の分野の有名雑誌の新着論文を毎週自動でメール受信するシステムを構築していると紹介(例:New England Journal of Medicineなど)。

    * Google ScholarはPubMedとは異なる検索アルゴリズムで、無料で閲覧できる文献もあるため一般の方にも使いやすいと説明。

    * 日本語文献検索にはJ-STAGEやCiNiiが有用であると紹介。

    * 医療系の日本語文献に特化するなら医学中央雑誌(医中誌)が良いが、有料であることが多いと説明。

    * 近年、AIを活用した論文検索が増加しており、自身も利用していると紹介。

    * AIによる論文検索は今後主流になると考えている。


    興味シンシン☝

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    8 分
  • 《1214》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
    2025/04/17

    今週もたくさんのコメントありがとうございました!

    以下の宿題提出お願いします!

    (質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)

    《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!

    例)1134


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    《AI要約》誤字はご容赦!

    * 毎週金曜日は1週間の放送の振り返りとリスナーからのコメント返しを実施。

    * 先週は第1208回から第1213回までの放送を振り返り。

    * 多くのリスナーからコメントや宿題提出があり、感謝を述べている(綾さん、折り紙さん、リンリンデモネードさん、あっちゃんもみじさん、鍼灸師のおサムさん、カンちゃん、キャスパーさん、まるともさん、パテさん)。

    * 特に反響が大きかったのは、ヒロザルさんのPDF紹介、漢方、新型コロナワクチン後の血尿とIG腎症、様々な注射の使い分けの回。

    * 第1209回では、健康診断の検査項目について、尿タンパクのみで十分かという質問を取り上げ、参議院議員の梅村先生が国会で質問した件を紹介。

    * リスナーからは、検診項目の見直しや、採血時に項目を追加することの簡便さ、時代に応じた検査項目の変化の必要性などの意見が出ている。

    * CKD(慢性腎臓病)の早期発見の重要性も指摘されている。

    * 地域によっては、CKD早期発見のための取り組みで成果を上げている自治体もある。

    * 第1210回では、がん以外の病気の心のケアに関する書籍「緩和ケアの現場で実践する彼岸患者の心のギャ入門」を紹介(自身も慢性腎臓病の章を執筆)。

    * この書籍は専門書であり、一般の人の購入は推奨していない。

    * リスナーからは、患者一人ひとりの個別性やACP(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性、透析中止に関する調査などのコメントがあった。

    * AmazonのAIによる書籍レビューの誤情報(ハルシネーション)について注意喚起。

    * 第1211回では、安静30分後の採血の意義について解説(原発性アルドステロン症のホルモン検査など)。

    * リスナーからは、血圧に関する関心や、安静時血圧測定への興味などのコメントがあった。

    * 血圧の頻回測定は不安を増長させる可能性があるため、控えるべき場合もあると説明。

    * 第1212回では、カルシウムの門番である副甲状腺について解説(腎臓内科医として個人的に興味のあるテーマ)。

    * リスナーからは、解剖学への興味や、副甲状腺の数の個人差に関する質問があった。

    * 副甲状腺は必ずしも4個とは限らないこと、上皮小体という別名があることも紹介。

    * 第1213回では、忙しい医師から納得する回答を得る方法について、自身の経験を踏まえて解説。

    * AI時代における医師とのコミュニケーションの取り方について考察。

    * リスナーからは、医師の多忙な様子や、AIを活用したコミュニケーションの可能性、AIの得意不得意など、多くの意見や体験談が寄せられた。

    * AIは質問の意図を正確に理解しない場合もあるが、質問力を鍛える良いツールになる。

    * 最後に、恒例のじゃんけんを行い、コメントや宿題提出を歓迎する旨を伝えた。


    興味シンシン☝

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    22 分
  • 《1213》忙しい医者👨‍⚕️から納得する回答を得る方法☝
    2025/04/16

    本日のご質問

    聞いてみたかった質問をAIに聞いてみたのですが、納得のいく回答が得られませんでした。

    ワタシが聞いてるのはそういうことを聞いてるのじゃないのに、全然(というほど全てではないけど)的外れな答えを出してきました。

    お医者さんや薬剤師さんに聞けばある程度私見を含みつつも、自分が求めていた回答を得ることができましたが、AIは、その回答をもとに突っ込んで聞けば答えにつながりました。

    結局、知識では人間以上かもしれないですが、まだまだ柔軟性に欠けるというか、人間の回答に及んでいないような気はしました。

    将来的にはお医者さんや薬剤師さんの仕事も淘汰されていくような気はするのですが、少なくとも自分が生きてる間はまだまだ柔軟性のある人間の方が上なのでは?と思ってしまいました。

    ワタシ的には、人を診るのと同時に、病気を診るのがお医者さんのお仕事だと思っているのですが、たけお先生的にはいかがでしょうか?

    実際、病院とか薬局で先生に聞ける時間は限られているし自分の聞きたいと思ってることも聞けない場合も多々あると思うのですが、忙しい先生方に、納得のいく回答を得る良い策を、たけお先生の私見を含んで答えてほしいです。

    ふわっとした質問かもですが、回答可能ならばよろしくお願いします😊


    AI要約

    • リスナーからの質問に回答する形式で進行。
    • 質問者はAIの回答に納得できず、医師や薬剤師の方が柔軟な対応ができると感じている。
    • 質問者は、医師の仕事は病気だけでなく人を見ることも重要だと考えている。
    • 多忙な医師に納得のいく回答を得るための良い方法について質問。
    • 医療現場は時間が限られており、患者側のコミュニケーションスキルも重要。
    • AIである程度の情報を事前に収集することは有効。
    • 医師に質問する際は、聞きたいことを1つか2つに絞ってメモしていくことが重要。
    • AIから得た情報を医師に共有し、意見を聞くのも良い。
    • AIも完璧ではなく、誤った情報を出す可能性もあるが、精度は向上している。
    • AIに的確な回答を得るためには、質問(プロンプト)の工夫が必要。
    • AIチャットで深掘りして質問することも有効。
    • AIとのコミュニケーションをうまく取りつつ、実際の診療で医師に確認するのが良い。
    • 将来的にはAIが医師の仕事を代替する可能性もあると考えている。
    • 言語的な知識に関しては、数年以内にAIが人間を上回る可能性がある。
    • 最後は恒例のじゃんけんコーナー。

    興味シンシン☝

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    9 分
  • 《1212》カルシウムの門番‼️米粒大の副甲状腺の神秘✨
    2025/04/15

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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * 副甲状腺は甲状腺の裏にある米粒大の小さな臓器(通常4つ)。

    * CT検査などでは見えにくい。

    * 主な働きは副甲状腺ホルモン(PTH)を分泌し、血液中のカルシウム濃度を調整すること。

    * カルシウム濃度が低いと、PTHが骨からのカルシウム放出、腸からの吸収促進、腎臓での再吸収促進を促す。

    * 活性型ビタミンDの生成にも関与し、カルシウム吸収を助ける(活性化は腎臓で行われる)。

    * カルシウム濃度が高い場合は、PTHの分泌が抑制される。

    * 副甲状腺の病気は、ホルモンが出過ぎる「副甲状腺機能亢進症」と、出なくなる「副甲状腺機能低下症」の2つ。

    * 副甲状腺機能亢進症には、原因不明の原発性と、他の病気(主に慢性腎臓病)が原因で起こる続発性がある。

    * 慢性腎臓病では、活性型ビタミンDの低下やリンの蓄積により、続発性副甲状腺機能亢進症が起こりやすい。

    * 治療法には、副甲状腺摘出術(PTX)、エタノール注入(現在はあまり行われない)、薬物療法がある。

    * カルシウム受容体作動薬(カルシメミティクス)は、カルシウム濃度が高いと錯覚させてPTHの分泌を抑える薬。

    * 腎臓内科医は、慢性腎臓病患者のカルシウム、リン、PTHの値を定期的にチェックし、必要に応じて治療を行う。


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    12 分
  • 《1211》安静30分後採血のふか〜い理由(ワケ)
    2025/04/14

    【本日のご質問】

    血圧高めを心配して、循環器内科へ行くことになり、そこで、安静採血(30分ベッドに横になる)というものを初めてしました。

     検査項目をみて、検索して、それは、安静採血するものと知ったのですが、

    ①(安静採血しないと)結果に、それほどの変化が起こるものなのですか?それは、なぜですか?

    ②他の採血の仕方(体勢)は、ありますか?

    (AIで検索したら、それなりに説明されてますが、読んだところで、よくわからない。(基礎知識なさすぎ))

    項目はレニン活性、アルドステロン

    以前の放送で話されていたら、すみません🙇‍♀️


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * 内科医たけお先生による心身健康ラジオの概要説明と、質問・リクエストの募集。

    * 匿名の方からの「安静採血」に関する質問を紹介。

    * 質問内容は、安静採血の必要性、結果への影響、理由、および他の採血方法の有無について。

    * AI(ChatGPTとGemini)による回答は優秀だったが、基礎知識がないため理解が難しいとのこと。

    * 安静30分採血は、原発性アルドステロン症のスクリーニング検査として行われることが多い。

    * アルドステロンは血圧を上げるホルモンであり、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系で血圧維持に関わる。

    * 通常、血圧が高いとアルドステロンは抑制されるが、原発性アルドステロン症では過剰に分泌される。

    * 高血圧の原因は、本態性高血圧と二次性高血圧に分けられ、二次性高血圧の原因の一つに原発性アルドステロン症がある。

    * 若い方の高血圧の場合、二次性高血圧の可能性を調べるのが重要。

    * 原発性アルドステロン症のスクリーニング検査では、レニンとアルドステロンの比率(PAC/PRA)を測定するため、安静状態での採血が必要。

    * 安静にしないと血圧や体勢によってホルモン値が大きく変動し、正確な結果が得られない。

    * レニンとアルドステロンを測定する他の採血方法(体勢)はない。

    * 安静採血には時間と場所が必要であり、医療機関によっては実施できない場合がある。

    * 質問者への回答と、不明な点があればコメント欄への書き込みを促し、恒例のじゃんけんで締めくくり。


    興味シンシン☝

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    9 分
  • 《1210》がん以外の病気のこころのケアを考える入門者📖
    2025/04/13

    【本日ご紹介した論文】

    緩和ケアの現場で実践する 非がん患者のこころのケア入門

    https://www.amazon.co.jp/%E7%B7%A9%E5%92%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%99%E3%82%8B-%E9%9D%9E%E3%81%8C%E3%82%93%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%9D%BE%E7%94%B0%E8%83%BD%E5%AE%A3/dp/4524211616


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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    * 内科医たけお先生が、心身健康ラジオでリスナーからの質問やリクエストに答えています。医療入試の解説も行っています。

    * 質問やリクエストはGoogleフォームの質問箱で募集中です。

    * 今回は、たけお先生が共同執筆した書籍『緩和ケアの現場で実践する非がん患者の心のケア入門』を紹介します。

    * 書籍は南光堂から2025年4月30日に発刊予定で、たけお先生は執筆特典でいち早く入手しました。

    * 書籍のきっかけは、一昨年の日本緩和医療学会のシンポジウムで、非がん慢性疾患患者の心理に関するシンポジウムにたけお先生が登壇したことでした。

    * 南光堂の編集者から、がん以外の病気の心理に関する書籍の作成を相談されたのが始まりです。

    * 編集の松田先生は、がん患者と非がん患者では病状経過や精神心理症状に共通点と相違点があることに感銘を受けたと述べています。

    * 病気の種類によって、病気の進行(trajectory)や治療法が異なり、心のあり方も大きく異なるため、非がん疾患を一括りにするのは難しいとたけお先生は考えています。

    * がんの種類によっても心理的な側面は異なりますが、非がん疾患においては、それぞれの病気の特性を理解した上での対応が特に重要です。

    * この書籍は、松田先生の人徳で多くの専門家が執筆に参加しており、たけお先生も多くの執筆者と仕事上の関わりがあります。

    * 書籍は3つの章で構成されています。

    * 第1章:使える心理療法のエッセンスと実践(認知行動療法、マインドフルネス、家族療法など)

    * 第2章:非がん疾患の心理過程とその対応(慢性腎臓病、アルコール性肝疾患、ALS、パーキンソン病)

    * 第3章:非がん患者の心のケア ティップス & トピックス(治療的自己、共感、防衛機制、ACPなど)

    * 第2章では、各疾患における心理的な過程と対応について詳しく解説されており、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性や疾患ごとの違いにも触れています。

    * 第3章は、すぐに実践できる具体的な知識が満載で、13の項目が紹介されています。

    * 書籍の構成は、第1章と第2章で大部分を占め、第3章は各項目が見開き2〜3ページで読みやすい構成になっています。

    * たけお先生は、書籍の内容は一昨年のシンポジウムのエッセンスに加え、心理療法と心身医学的なケアのトピックスが盛り込まれており、非常に良い書籍だと感じています。

    * 書籍の価格は3800円(税込)です。

    * この書籍は専門書であるため、一般の方の購入は推奨されません。

    * 医療従事者、特に医師やコメディカル、心理士の方には、病気の理解を深める上で非常に役立つ内容となっています。特に心理士の方には第2章を読むことを勧めています。


    興味シンシン☝

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    10 分