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サマリー
あらすじ・解説
2024年12月13日(金)放送分
担当は赤嶺啓子さんです。
琉球新報の記事の中から紹介します。
伊江島のガジュマルの木の上で、
終戦を知らずに生き抜いた日本兵2人の
実話を基にした井上ひさしさん原作の舞台
「木の上の軍隊」が、映画化されます。
沖縄戦から80年となる来年6月13日に
沖縄で先行公開され、7月に全国公開されます。
原作「木の上の軍隊」は、
宮崎から派兵された上官と地元出身の新兵が、
敵の銃撃に追い詰められてガジュマルの木の上に登り、
終戦を知らぬまま2年間過ごすもので、
撮影は全て県内で、木の上のシーンは伊江島で撮影しました。
上官を演じた俳優の堤真一さんは
「戦争によって変わっていく人間の価値観や、
今の時代にも通じる世代間のギャップなどいろいろなことが描かれています。
僕自身知らなかったことが多く、映画を通して学んでいる。
世界中で見てほしい」と話し、
新兵を演じた山田裕貴さんは
「戦争の悲惨さがしっかり映し出されている。
作品を伝える役目をもらえてうれしい」と語りました。
戦争体験者などへの取材を重ねてきた平監督は
「あらゆる角度で取材し戦争を見つめたとき、
見せたい景色が見えてきた。
本当に起きたことの恐ろしさと、
素晴らしさをご覧いただきたい」と呼びかけました。