八十九歳 凛として今を咲く(22世紀アート)
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ナレーター:
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後藤波
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著者:
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宮川輝子
このコンテンツについて
――静穏な生活環境を享受する権利である「静穏権」の憲法上の根拠条文は、13条ともう1つあります。それは次のどれでしょうか。
1.前文、2.23条、3.25条
正解は、本書「第三部 未来に咲く花」をご覧ください。
前著『日本のロケット 真実の軌跡』で液体燃料ロケットの開発に情熱を注いだ夫の生涯と日本のロケット開発の真実を語った著者は、いま米寿となって何を思うのか。父のこと、夫のこと、そして息子の死がきっかけとなって国や巨大組織に立ち向かった「静穏権」活動のこと――娘として、妻として、母として、そして日本国民として歩み続けたその道のりで受けとった想いを託すべく語る、激動の半生記。
[目次]
まえがき
第一部 わたしが受け継いできた種
油屋吉兵衛(善兵衛)
海軍機関学校に入学
父と母の結婚
父の退職と上京
西荻窪に転居
父の独立と小学校入学
他人のお下がりのランドセル
母の看取り
戦争の足音が迫り来る中で
空襲の記憶
女学校入学、そして終戦
第二部 わたしの蒔く種
戦後の女学校生活
女子大に入学
不意打ちのお見合いで結婚
弘前一の財閥宮川家
宮川家の没落
宮川家の「闇」
宮川の母のこと
腹黒い人たちはどこにでもいる
英会話教室に参加
ヨーロッパツアーに参加
第三部 未来に咲く花
「静穏権」運動の始まり
人間が人間らしく生きる上で最も大切な権利
倫理運動
ゴルフとプロポーションコンテスト
父の会社の取締役会長に就任
「させていただく」という感覚
「朝礼」の効用
バースデーカードを
コピー、ワープロ、パソコン
「上から目線」はやめよう
人生は七十歳がピーク
産業の発展は一面的ではいけない
鈴木さんからのメール
おわりに
人生は神の演劇、その主役は己自信である
著者略歴
[担当からのコメント]
女性の社会進出が国の課題になる昨今でも未だに女性差別は残っていますが、本書は男尊女卑が当たり前だった昭和の時代を生きながら、先を見る目線と前に進む活力を失うことなく歩みつづけた一人の女性の人生の記録です。女性の方はもちろん、男性の方々にもぜひお読みいただきたい作品になっています。
[著者略歴]
宮川 輝子(みやかわ・てるこ)
昭和八年二月 東京に生まれる
昭和二十六年 東京都立武蔵高等学校卒業
昭和三十年 日本女子大学卒業
同年 宮川行雄と結婚
昭和五十一年より「静穏権」を掲げ、環境保護活動を行う
昭和五十八年 環境公害研究所設立
主な著書
『静穏権』日本評論社
『輝け!二十一世紀』旺文社・環境公害研究所
『静かさは文化のバロメーター』文芸社
『松竹梅』(松宮竹)文芸社
『日本のロケット 真実の軌跡』ルネッサンス・アイ
『続・日本のロケット いつまでもお美しくお健やかに』ルネッサンス・アイ
©宮川 輝子 (P)22世紀アート
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ストーリー
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。満州の難民収容所にいた頃、何度か子供をひとつの饅頭と引き換えに売ろうと思いました。辛くも引揚げしたものの肺結核に罹り、赤ん坊だった娘に収容所の経験を書き残して伝えたいと思ったのが、私が書くことを始めたきっかけでした。(1997山形県 山形県商工会議所創立百周年 文藝春秋文化講演会より)
●記念日 ●空白 ●生き方 ●自由 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
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素敵!
- 投稿者: Mame 日付: 2024/09/28
著者: 宮尾 登美子
八十九歳 凛として今を咲く(22世紀アート)に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- コヨーテ
- 2022/07/31
人間の本質をついていた
経歴の良いお嬢様と思っていましたが、苦労もされているようです。
華族が嫉妬の渦の世界だと知って、上流階級でもそうなら私達庶民がたまに巻き込まれるのも当たり前なのかもしれないと思いました。
どこに行っても苦労の種はあります。
そんな中、年を取っても凛と生きたいという姿はカッコいいなと思いました。
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ありがとうございました。
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