• 「変わり種優待」の面白さ 宝くじ、プロレス抽選に交通傷害保険も
    2025/07/09

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集委員の大口克人です。

    今回のテーマは「変わり種優待」です。株主優待の付いた株を買うと、お米や食品、金券類などが定期的に送られてきます。しかし中にはジャンボ宝くじや交通傷害保険、墓石を買う際の割引、胡蝶蘭、プロレス観戦の抽選などが優待品になっていることもあります。これらが変わり種優待です。優待投資では配当と優待品の金銭的価値で計算した「総合利回り」が目安になりますが、万一この宝くじが当たった場合、総合利回りは天文学的な数字になりそうです。

    優待投資には「株式投資の入り口として分かりやすい」「優待品のおかげで生活費が下げられる」「悪材料が出ても株価が下がりにくく、結果的に長く持てる」など多くの長所があります。ベテラン優待投資家には「お米も衣類も化粧品も買ったことがなく、外食でもほとんどお金を使わない」という人が大勢います。

    一方、優待品や総合利回りだけに注目して投資すると失敗しやすく、特に最近は高額優待で投資家を集め、結局一度も優待を実施しないで終わった事例などもありますので、要注意です。番組ではこうした優待投資の利点、注意点も解説しました。

    番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、昨年亡くなられた漫画家・楳図かずお先生の代表作「漂流教室」を紹介しました。破滅した未来の地球に学校ごとタイムスリップしてしまった大和小学校の生徒たちが、食料も水もない中で必死に生き抜いていく物語です。基本的にはホラーで、妄想から生まれた「怪虫」やグロテスクな未来人類の襲来、ペストの発生など危機的な事件が次々起こり、生徒たちも大勢死んでしまうのですが、ラストには小さな希望が残ります。

    主人公・高松翔と現代にいるその母との時空を超えた愛情など、恐怖や怪奇の枠では語れない感動的な要素も多く、大口は「生涯で1作だけ挙げるならこの作品」と話しました。REINAさんも「ラストは教えないで! 今日Kindleで買って読みますから」と興味を持った様子でした。

    【日経電子版の関連記事】

    ■株主優待で服もコメも無料に 家計への貢献度を見える化

    ■株主優待「お得」だけじゃない 家族で堪能、合わせ技も

    続きを読む 一部表示
    21 分
  • 相続の手続き、戸籍集め・財産調べの手間が少なく
    2025/07/02

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の大竹啓史です。

    今回のテーマは「相続の手続き」です。親などが亡くなると、遺族は故人の財産をだれが、どれくらい、どのように引き継ぐかを決める必要があります。これまで財産分けでは、戸籍集めや財産調べにかなりの手間と時間がかかっていましたが、その負担が少なく済むようになりつつあります。

    故人の遺言書がない場合、財産を受け取る権利があるのは死亡した人の家族や親戚などの法定相続人で、全員を確認します。一般的に財産の分け方を決めた後に相続人が他にもいることが分かると、財産分けをやり直す必要があるためです。相続人は故人の出生から死亡までのすべての戸籍を見れば分かります。

    以前は本籍地のあった役所すべてに直接出向くか郵送で請求するのが基本で、時間と手間がかかっていました。しかし2024年3月に始まった「戸籍の広域交付制度」により、相続人は最寄りの役所で一括して取得できるようになりました。財産探しでも預貯金では「預貯金口座管理制度」が25年4月にスタート。上場株式などの口座は証券保管振替機構に、生命保険契約では生命保険協会に照会する仕組みがあります。

    番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、1989年公開の米映画「恋人たちの予感」(原題はWHEN HARRY MET SALLY…)を取り上げました。「男女の間に友情は成立するか」をテーマに、ビリー・クリスタルとメグ・ライアンが共演したラブ・ストーリーです。ラブコメなので派手なアクションや劇的な展開はありませんが、2人の会話やしぐさ、ちょっとしたエピソードひとつひとつが印象に残るところがお勧めポイントです。REINAさんも何回か見たことがあるそうで「好きな映画の一つです」と楽しそうに話していました。

    【日経電子版の関連記事】

    ■葬儀の簡素化進む、高齢化で参列者減 家族葬平均は105万円

    ■故人の未支給年金、遺族の請求期限は5年 死亡時期で受取額に差

    続きを読む 一部表示
    21 分
  • 「DOE採用」や「累進配当」が増加 変化する株主還元の見方
    2025/06/25

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の安田亜紀代です。

    今回のテーマは「株主還元のトレンド」です。高配当株投資の人気が高まっていますが、中長期で安定した配当収入を得たい場合、今後も継続して配当が増える会社や、減らない会社を選ぶ必要があります。将来の方針を確認する上で重要なのが、各社が開示している株主還元の方針です。その読み解き方や注意点について学びましょう。

    株主還元の方針で代表的なのは「配当性向」の目安や目標値を示すもので、配当性向は1株当たり純利益に対する1株当たり配当金の割合で計算します。一方、最近増えているのが「株主資本配当率」(DOE)を採用する企業です。株主資本を分母とするため、配当性向に比べて変動が少なくなります。さらに、減配せず、基本的に増配していく方針である「累進配当」を掲げる企業も増えました。ただ、一見、積極的に見える還元には注意も必要です。期限付きになっているなど、持続性がないケースもあるためです。

    番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、漫画作品「日に流れて橋に行く」を紹介しました。明治末期を舞台に、倒産しそうだった老舗呉服店を受け継いだ主人公が百貨店へと転換していくストーリーです。新しい事業を仕掛けていく様子はまさにマーケティングや経営学と通ずるところがあり、女性向け漫画ですがビジネスパーソンにもお勧めです。REINAさんも「人工知能(AI)の進化によって変革を迫られている現代の企業とも共通する部分がありそうですね」と話していました。

    【日経電子版の関連記事】

    ■株主還元見通しやすく DOEや累進配当、過信は禁物

    ■底値が堅い高利回り株、配当余力の見極めが重要

    続きを読む 一部表示
    21 分
  • 賃貸の火災保険、保険金額や補償内容の見極めで節約も
    2025/06/18

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の岸田幸子です。

    今回のテーマは「賃貸住宅の火災保険」です。この春に賃貸住宅に引っ越した人は、賃貸借契約と同時期に、火災保険にも加入したのではないでしょうか。仲介する不動産会社に勧められるものを選ぶ人は多いですが、必ずしも指定の火災保険に入る必要はありません。個人が火災保険を選ぶ際のポイントや注意点について学びましょう。

    賃貸住宅向けの火災保険は主に、「家財補償」「個人賠償責任補償(個賠責)」「借家人賠償責任補償」で構成されています。入居者にとって重要なのは家財補償と個賠責です。家財補償は家具や衣類が損害を受けた時に、契約で決めた保険金額を上限に、同じ程度の新品を買い直す費用や修理費用を受け取れます。保険金額は損害額以上は出ないので、高額に設定しすぎると保険料が無駄になってしまいます。個賠責は第三者に損害を与えたときの補償で、洗濯機が壊れて下の階を水浸しにしたなどの損害賠償に活用できます。ただし個賠責は自動車保険などに付いている可能性があるので、まずは既に加入している保険の補償内容を確認するのが大切です。

    番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、日本の8人組の男性グループ「MAZZEL(マーゼル)」を紹介しました。人間離れした精密なダンスやメンバーの素朴な人柄などが彼らの魅力です。今年2月にリリースした曲「J.O.K.E.R.」のダンス練習動画(Dance Practice)をまず見てほしいと岸田がお勧めしたところ、REINAさんも興味を持ったようで「ぜひ見てみたい」と話していました。


    【日経電子版の関連記事】

    ■賃貸の火災保険、自分で選んで節約 必要以上の補償内容に注意

    ■賃貸住宅、家賃抑える オートロックなし・築5年以上…

    続きを読む 一部表示
    18 分
  • 未来へつながる「クラウドファンディング」で心の満足感を
    2025/06/11

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞編集委員の小栗太です。

    今回のテーマは「クラウドファンディングで心の満足感を」です。お金を儲けるだけの投資と異なり、「企業への応援投資」の性格を持つクラウドファンディングという新しい投資形態について学びましょう。

    番組では、小栗が東日本大震災のころから被災企業の支援策として注目されてきたクラウドファンディングの仕組みや種類を説明。金銭的な見返りを得る「出資型」や金銭的な見返りを求めない「寄付型」などがあり、大勢の人から小口の事業資金を集めることで「企業の成長やプロジェクトの成功への過程を、一緒に体感できることが大きな魅力になっている」と紹介しました。

    実は、REINAさんも利用経験者で、今年1月の米ロサンゼルスの山火事でもクラウドファンディングを通じて復興支援のための寄付をしたことを明かしてくれました。そのうえで「お金が増えた、減ったということばかりでなく、社会貢献など別の視点から投資を考えるのも大切なことですよね」と何度もうなずいていました。

    番組後半の「My favorite〜私の推し活」では、映画や音楽ではなく、家庭菜園を取り上げました。小栗が休日などに自宅の小さな庭で京野菜づくりなどを楽しんでいると話すと、REINAさんは「私も以前、イチゴを育てたことがあって、虫だらけになっていてショックを受けた」というエピソードを紹介。これからは野菜づくりにも挑戦したいと興味を持ったようでした。

    【日経電子版の関連記事】

    ■未上場企業に個人も投資 投信・債券など手段も多様化

    ■今更聞けないクラウドファンディング 実例で学ぶ11選

    ■高配当株投資、株価下落での高利回りには注意

    続きを読む 一部表示
    20 分
  • 勝てる不動産投資と注目物件 REINAさんが産休明けで復帰!
    2025/06/04

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。約3カ月間、産休中だったREINAさんが今回から復帰します。双子の女の子が生まれ、幸せいっぱいのREINAさんですが、「子育てをなめていた」と日々の育児は大変なようです。

    今回のテーマは「勝てる不動産投資」です。インフレ対策や家賃収入のため不動産投資に関心を持つ人は増えています。物件を安く買う方法や注意点を学びましょう。解説は日本経済新聞マネーのまなび面編集長の露口一郎です。

    不動産投資で得られるリターンは2つです。まずは安定した家賃収入。もう1つは値上がり益です。都心部を中心に不動産価格は上昇しています。このどちらを狙うかで、投資する不動産も変わってきます。高利回りの家賃収入を求めるなら、不動産価格自体が安い地方や郊外の物件が選択肢となります。一方、値上がり益を狙うなら、今後も人口の集中が見込める都心部の物件が選択肢となるでしょう。

    ただ、都心部の物件は「お値段がそれなりにしそうな気がします」(REINAさん)。安く買いたいなら、オーナーチェンジ物件が狙い目です。オーナーチェンジ物件とはすでに借り手が入居している物件です。マイホームを探している人が選ばないので価格が安くなりがちで、借り手の退去後に売却すれば値上がり益を得られる可能性があります。いい物件を見つけたら次はどうするか、番組では購入までの手続きも解説しています。

    後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーは、「効率的な筋トレ」を取り上げました。最近、露口は腰や肘の痛みに悩まされ、若いときにはできた筋トレができなくなっています。そこで最近はまっているのが「加圧トレーニング」。腕や脚の付け根に加圧ベルトをまきつけて血流を制限します。そうすると不思議なことに軽い重量でも筋肉に効いてきます。短時間で筋トレできるうえ、アンチエイジングや代謝促進などの効果もあるので忙しい人にもお勧めです。ただし、血流制限は体に負荷がかかり、貧血などのリスクがありますのでトレーナーなど専門家の指導を受けた上で取り組んでください。育児に追われてジムに行く時間がないREINAさんは「ちょっと試してみたい」と話していました。

    【日経電子版の関連記事】

    ■自宅売却時の譲渡所得、所有期間で税率に違い

    ■再建築不可物件も賃貸住宅に 空き家事業に挑むヤモリ

    続きを読む 一部表示
    22 分
  • 「高金利」預金の落とし穴に注意 抱き合わせ商法、仕組み預金…
    2025/05/28

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです。解説は日本経済新聞の宮田佳幸です。

    今回のテーマは「『高金利』預金の注意点」です。6月になると夏のボーナスシーズンをにらんで、銀行が預金獲得のために様々なキャンペーンを展開します。「高金利」をうたった預金を用意して注目を集めようとすることも多くなりますが、その「高金利」には落とし穴があることも……。どんなところに注意が必要なのでしょうか。

    金利の高さをアピールする銀行がよく使う手法が「抱き合わせ」商法です。円預金の金利を高くする代わりに、外貨預金とセットにしたり、高コストの投資信託の販売とセットにしたりします。条件をよく検討して計算してみると、実はそんなにお得ではない、ということが少なくありません。デリバティブ(金融派生商品)を利用して高金利を実現する「仕組み預金」も、条件が複雑でわかりにくく、リスクが大きい割に得られるリターンが小さく、損をする可能性すらあります。宮島さんも「仕組みをよく理解できない金融商品には手を出さない方が賢明ですね」と気を引き締めていた様子でした。

    後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、1982年公開の映画「ブレードランナー」を紹介しました。「人間とは何か」という重く哲学的なテーマを、暗く退廃的な未来都市の映像の美しさとともに描いた作品の魅力を宮田が熱っぽく語ると、「たぶんちゃんと見たことがないかも」という宮島さんも興味を持ったようで、「今回紹介されたのを機に、ぜひ見てみたい」と話していました。

    宮島さんの出演はひとまず今回で最後になり、次週からはREINAさんが復帰されます。

    【日経電子版の関連記事】

    ■「高金利」うたう預金の注意点 適用の条件や期間に着目

    ■「金利2%の円預金」の真実 プロも見誤った?カラクリ

    続きを読む 一部表示
    20 分
  • プラチナNISAで「毎月分配型投信」が復活するのはなぜ?
    2025/05/21

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです。解説は日経マネー編集長の武田安恵です。

    今回のテーマは「プラチナNISAと毎月分配型投信」です。2024年にスタートした新しい少額投資非課税制度(NISA)に、早くも見直しの議論が浮上しています。発端は4月15日の報道でした。26年度スタートを目指す形で、現行のNISAとは別に、65歳以上の高齢者が利用できるNISAの創設が検討されているというのです。

    そしてその「プラチナNISA」には、これまで長期の資産形成には適さないとして外されていた毎月分配型投信が、新たに対象商品として加えられるとか。なぜ、ここに来て加える動きになったのでしょうか。

    毎月分配型がなぜ問題視されるかというと、仕組みが複雑でリスクが高めの運用法を取ること、複利効果が見込めないことに加え、元本を取り崩して支払うものが多いことが上げられます。毎月分配型投信に限らず追加型株式投信の場合、先に投資を始めた人も、後から買って投資を始めた人も、口数当たりの分配金は同じです。投資期間が異なるのになぜ分配金を同じにできるのか――。ここで元本の取り崩しが出てきます。つまり投信の経理処理の仕組みを理解すれば、毎月分配型投信の問題点がよく分かるのです。武田の解説に対し、宮島さんも「仕組みは分かりましたが、ややこしいですね」と首をかしげていました。

    後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは「バラづくり」について紹介しました。武田は数年前からバラを育てており、趣味としてバラを育てている達人が多い中ではまだまだ若輩者ですが、ベランダに鉢植えを並べて若輩なりに丁寧に育てていました。しかし去年、部署異動や足のケガなどが重なって世話が十分にできず、なんとその多くを枯らしてしまったのです。美しいバラをだめにしてしまったことは後悔してもしきれない思いですが、中でも武田は「ハダニ」という害虫に悩まされました。ハダニがいかに面倒くさい害虫かを語り続ける武田に、宮島さんはひたすらうなずき、うまく話を引き出してくれました。

    【日経電子版の関連記事】

    ■プラチナNISAは必要か 制度の信認揺らぐリスクも

    ■プラチナNISA構想で「毎月分配型」投信に焦点

    続きを読む 一部表示
    19 分