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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第25回目は古代ギリシア世界の歴史「スパルタ」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
ペロポネソス半島を征服したドーリア人は、先住民を隷属農民(ヘイロータイ)として農業に従事させた。スパルタ市民と隷属農民の人口比は1:10で、圧倒的に征服した側が少ない。リュクルゴスの制にしたがい男子は生産労働、商工業には従事せず、幼いときから厳しい軍事訓練を課された。
軍隊はギリシア最強と呼ばれ、アテネと違いスパルタにはアクロポリスも城壁もなかった。
市民間の平等を重んじ、貧富の差の元になる土地売買を禁止される。貴金属流入を阻止するため鎖国政策がとられた。
商工業には半自由民のペリオイコイ(周辺の民)が従事した。