『005.ラフマニノフが描いた、音の物語。』のカバーアート

005.ラフマニノフが描いた、音の物語。

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このコンテンツについて

今回は、ロシアが生んだ偉大な作曲家、ラフマニノフについてご紹介しました。 実は、ラフマニノフの演奏映像は現代にも残っており、インターネットで検索すればその姿を観ることができます。「過去の作曲家が生きていた証」に触れるような感覚があり、音楽がより一層リアルに感じられるのではないでしょうか。 4月29日に開催される「酒蔵の街デュオコンサート」では、彼の若き日の作品《幻想的絵画》と、晩年に書かれた《交響的舞曲》を演奏いたします。今回はその楽曲の魅力、そして彼の人間性についてお話ししたいと思います。 ラフマニノフは、作曲家・ピアニスト・指揮者として、類まれなる才能を発揮した人物です。20世紀初頭の激動の時代を生き抜いた彼の音楽は、ただ美しいだけではなく、広大なロシアの風景や、心の奥底にある感情の揺らぎまでも映し出すような深さを持っています。 とりわけ《幻想的絵画》は、舟唄、夜と愛と、涙、復活祭という4つの楽章から成り立ち、まるで物語を紡ぐかのようです。若きラフマニノフが描いたこの作品には、色彩豊かな響きと詩的な情景が息づいており、まるで音楽の中に景色が浮かび上がるような感覚を味わっていただけます。 一方、《交響的舞曲》は彼の遺作でもあり、人生の集大成とも言える作品です。そこには、不安と懐かしさ、幻想、そして運命への挑戦と勝利といった、人の生き様そのものが音楽として表現されています。この3つの楽章を通じて、ラフマニノフが晩年に感じた心の風景に、ぜひ耳を傾けてみてください。 コンサートでは、物語のように展開していく各楽章を最後まで味わっていただき、全体を一つの作品として感じていただけたら嬉しく思います。拍手は楽章ごとではなく、最後の楽章が終わった余韻を楽しんでから(演奏者の手が離れてはじめて拍手)。そのとき、ラフマニノフの音楽が皆さまの中で完結するはずです。 ぜひ、4月29日は「東広島芸術文化ホールくらら」で、ラフマニノフの“音の物語”に出会ってください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。 また、随時スポンサーになっていただける企業様、個人様を募集しております。 音楽の業界を一緒に盛り上げたいという方いらっしゃいましたら、ぜひ下記のメールアドレスへお問合せ願います。 メールアドレス: ongaku.okuri.mono@gmail.com Instagram: https://www.instagram.com/chiichan.fp Facebook: https://www.facebook.com/profile.php?id=100008420586082 HP:https://www.ongakunookurimono.com/

005.ラフマニノフが描いた、音の物語。に寄せられたリスナーの声

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