『大胆な祈りへ~奥義の実現に向かって~(エペソ人への手紙3章7節~12節)』のカバーアート

大胆な祈りへ~奥義の実現に向かって~(エペソ人への手紙3章7節~12節)

大胆な祈りへ~奥義の実現に向かって~(エペソ人への手紙3章7節~12節)

無料で聴く

ポッドキャストの詳細を見る

このコンテンツについて

序)教会の完成形は誰も知らない

・教会の理想形を自分の頭で決め、その理想との「足し引き」で考えると大胆さは失われ、自分で決めた限界で成長が止まってしまう。

1)「福音する」と「奥義」について

・「福音として…宣べ伝える」と訳されているユーアンゲリゾマイは「福音する」と訳することができる。福音の素晴らしさを喜び祝うこと。だから 8 節は「キリストの測り知れない富を異邦人に福音するため」と訳すことができる。(その方が意味は明確になる)

・「奥義(おくぎ)」とは、旧約聖書に隠されていた真理を特別に目が開かれた人があぶり出しのように聖書を解き明かしたもの。

・パウロは 1:9~10で奥義に触れている。旧約聖書のほとんどがイスラエルのことだから「天と地がひとつに」という全宇宙的な救いの広がりは隠されていた。異邦人に聖霊が注がれて旧約聖書の読み直しがなされ、パウロに「奥義」として啓示された。

2)「キリストの測り知れない富」について

・出エジプト記 19:5 に「あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから」と書かれている。この御言葉のメインポイントは、イスラエルが宝になることだが、全世界のことが付け加えられている。この意味は、出エジプトの時点では不明瞭である。しかし聖霊が注がれて意味がはっきりする=奥義。

・異邦人が異邦人のまま救われるということは、その霊魂だけでなく歴史や文化という独自性を保ったまま、しかし罪の影響をきよめられて教会に加えられるということ。

・ただ加えられるだけでなく「ひとつになる」のだから、互いに影響を与え合いながら、新しいものへと変化し続けていくことになる。

・「天上にある支配と権威」とは、異邦人世界を支配した霊的勢力のこと。異邦人はこの下にあったが、宝として贖われて神のものとなることで、ユダヤ人とは別の文化環境で生まれた知恵が神に帰せられる。

3)奥義の「実現」について

・「実現」と訳された言葉は「マネジメント」の意味。多文化世界から救われる人々のもつ善き物が、掛け合わされ、効果を最大限に高めるために組み合わされることが「奥義のマネジメント(実現)」であり、教会の究極の務めである。

結)文化帝国主義でも、自文化賛美主義でもない道を行くために

・教会は新しくされ続ける必要がある。そのために一人ひとりが強められ、人知を超えたキリストの愛を知り続ける必要がある。

大胆な祈りへ~奥義の実現に向かって~(エペソ人への手紙3章7節~12節)に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。