『NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる』のカバーアート

NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる

(講談社現代新書)

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NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる

著者: NHKミャンマープロジェクト
ナレーター: 祐仙 勇
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このコンテンツについて

2021年度新聞協会賞受賞、同年度ギャラクシー賞「報道活動部門」選奨受賞!

19歳女性は軍に銃殺されたのか?

ミャンマー軍はなぜ暴走したのか?

報道は激動の世界で何ができるのか?

新型コロナ禍で現場に行けなくなったNHKスペシャル取材班が、デジタル調査報道で「真相」を突き止めるまで――。

NHKスペシャル取材班が「報道革命」に挑戦した奮闘記。インターネット上の様々な情報や、SNSに投稿された動画や画像、地図情報や衛星画像など誰もがアクセスできる「公開情報」を使って、「不都合な真実」を暴くことはできるのか? デジタル調査チームは新手法をどのように身につけ、成長していったのか?

【本書のおもな内容】

●ロシア・ウクライナ報道でも注目される「オシント(OSINT:Open Source Intelligence)」

●現地に入らずに取材をする「新しい手法」

●1000件以上のデータ分析・検証で見えた「真相」

●「自撮り」でドキュメンタリーを作る

●新型コロナがヒトに感染したのはいつだったのか

●世界中が注目するネット調査集団「べリングキャット」

●ダイニング・キッチンから「軍の非道」を暴く

●SNSから投稿が突然消えていった背景

●「4秒に満たない動画」に映っていたもの

●位置情報や衛星画像という「強力な武器」

●市民への攻撃に使われた兵器を特定する

●元将校たちが明かした「クーデターの真の理由」

●誰もが「権力ウォッチャー」であるために

【目次】

プロローグ 誰も現地に行けなくなった国際報道の現場

■第1部 真相はSNSの海にあり?

第1章 「デジタルハンター」たちとの出会い

第2章 クーデター発生!ダイニング・キッチンでの闘い

■第2部 オールドメディア、「報道革命」への挑戦

第1章 “デジタル調査報道チーム”前途多難の船出

第2章 「エンジェルの死の謎」に挑む

■第3部 「デジタルハンター」成長記

第1章 OSINT技術を学んだディレクターたち

第2章 放送とウェブサイトの連動に挑戦

■第4部 OSINTで「軍の闇」を暴け!

第1章 未解明の“バゴー事件”徹底検証

第2章 軍の暴走の背景に何があったのか?

エピローグ 2月24日にすべてが変わった

制作後記

©NHKミャンマープロジェクト (P)2022 Audible, Inc.
政治学

NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になるに寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ナレーションが良かったので最後まで聴きました

NHKの取材班の人達がミャンマーで起こった出来事を自分のことのように感じて、憤りながら虐殺される人々の助けになりたいと努める姿勢が伝わってきました。
世界で起こる出来事は他人事ではありません。
私達に出来ることは何か。
NHKの人が、平和活動に貢献している良い側面を知りました。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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未来を見据えた大切な話だが、メタ認知が必要

いまだに続きながらも忘れ去られがちな内戦について扱った番組の制作過程を、それに携わった人たちが紹介する本。

制作にあたってはSNSなどに投稿された動画などを解析する新手法を取り入れていて、それがタイトルにある「デジタルハンター」を意味している。

本書にもあるように投稿されたものであるから誰でもアクセスでき、それが他機関との協力を生み、インタビューなどでは得られない生の声が聞ける、という点で今までと次元の異なる事実解析が可能になる利点があるという。

もちろん真偽の確認は慎重に行われるべきものであるし、執筆にあたったプロジェクトチームの方々もかなりの時間を割いているとのことだった。

本書の内容は素晴らしいもので、多いに推薦したいが、同時に聴きながらいいしれぬ不安を感じた。
本書執筆は同じプロジェクトチームに属する様々な方が分担している。その中で、最前線に立つ方ほどこの新手法に対する礼讃傾向が強く、取りまとめの立場の人ほど、疑念を持つ傾向が見られた。

もちろん、全員がこの新手法の有効性を認識しつつ、の話ではあるが。

本書末尾では総括として「この新手法をツールとして使いこなし、従来手法と合わせてより深い取材を目指すべき」という趣旨でまとめられているが、時が経つにつれてこの新手法への依存度が高まり、この趣旨が消え去ってしまうのではないか。

あるいは、世の中のあらゆるジャーナリストが使い始めることによって、悪意ある使われ方をするのではないか。

繰り返すが本書は素晴らしい内容だ。ぜひ一度聴いてもらいたいが、あえて言うなら新手法に潜む危険性について一章でいいから言及して欲しかった。

ナレーションについては「一日千秋」を「いちにちせんじゅう」と読んだこと以外、何の不満もない。とても聴きやすくて、内容がすんなりと頭に入る。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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