野ばら
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ナレーター:
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真白舞
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著者:
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小川未明
このコンテンツについて
【朗読:真白舞】企業案件やyoutubeを中心に活動中。落ち着いた声で老若男女さまざまな役柄を声で表現できます。
日本のアンデルセンと言われる小川未明の童話。大きな国と小さな国の国境。そこを守る老人と青年のお話。最初は敵と味方と思っていたが、やがて打ち解けて仲良くなる。しかしやがて二つの国は戦争を始めてしまう……。戦争の悲惨さや愚かさを描いた童話。
©株式会社オリオンブックス
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「僕」は小さいころ絵を描くことが大好きだった。西洋人ばかりいる学校に通っていた「僕」は、級友のジムが持っている上等の絵の具が欲しくてたまらなかった。「僕」の持っている絵の具ではどんなに頑張っても美しく描けなかったから・・・。
「僕」はあるとき、衝動に駆られてジムの絵の具を盗んだ。しかしすぐに知られて、大好きだった先生に言いつけられてしまった。恥ずかしさや後悔などが混じりただ泣き続けていた「僕」を、先生は優しく許してくれて、一房の葡萄をくださった。
「僕」は翌日学校に行くと、待っていたジムが手を引いて先生のところへ連れて行ってくれた。先生は一房の葡萄を分け与えてくださり、「僕」とジムは仲直りすることができた。
「僕」はあれから少し大きくなり、秋にはいつでも葡萄が美しく実るけれども、あの日葡萄をくださった先生の美しい手は、もうどこにも見つからない。
一房の葡萄は有島武郎の創作童話。子どもたちの誰もが持っている欲求や悲しみ、恥ずかしさといった気持ちを、有島本人の幼少期の体験に基づいて描写しています。
あのとき絵の具を盗んだりしなかったら…
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赤いろうそくと人魚、春さきの古物店ほか49話収録。
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子供はばかでなかった
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煙突と柳
いろいろな花
木と鳥になった姉妹
二人の少年
汽車の中のくまと鶏
春がくる前
本にない知識
おおかみと人
世界でなにを見てきたか
山の上の木と雲の話
小さな赤い花
金の魚
犬と犬と人の話
大きなかに
星の世界から
北の国のはなし
少年の日の悲哀
青いボタン
町のお姫さま
花と少女
河水の話
青い石とメダル
一本の釣りざお
春さきの古物店
犬と人と花
子供と馬の話
つばめと乞食の子
夏とおじいさん
かめの子と人形
金持ちと鶏
こまどりと酒
海へ
気まぐれの人形師
どちらが幸福か
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<版権表示>
Copyright (C) 1999 Hiroshi Yuki (結城 浩)
本翻訳は、この版権表示を残す限り、 訳者および著者にたいして許可をとったり使用料を支払ったりすること一切なしに、 商業利用を含むあらゆる形で自由に利用・複製が認められます。
プロジェクト杉田玄白正式参加作品。
<版権表示終り>
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