『生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ) カルロス・ゴーン 野村沙知代』のカバーアート

生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ) カルロス・ゴーン 野村沙知代

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生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ) カルロス・ゴーン 野村沙知代

著者: 弘中 惇一郎
ナレーター: 江田 拓寛
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このコンテンツについて

安部英(薬害エイズ事件)、カルロス・ゴーン、野村沙知代。マスコミを騒がせた問題人物は本当に罪を犯したのか。「悪人」に仕立てられた人たちの知られざる素顔と事件の真相。絶対的に不利な状況から数々の無罪判決を勝ち取り、「無罪請負人」と呼ばれる弘中惇一郎弁護士が初めて公開する全事件簿。マスコミと刑事司法が作り出した虚構のストーリーの裏に隠された、知られざる物語に、あなたはきっと驚愕する。
村木厚子事件(厚労省郵便不正事件)、小澤一郎事件(陸山会政治資金規正法違反事件)、鈴木宗男事件、マクリーン事件、クロマイ・クロロキン薬害訴訟、医療過誤訴訟、三浦和義事件(ロス疑惑)などを扱った「事件ファイル1」も同時刊行。©弘中 惇一郎 (P)2022 Audible, Inc.
政治学

生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ) カルロス・ゴーン 野村沙知代に寄せられたリスナーの声

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素晴らしい本に出会えました。

最高に良かったです。
弘中先生、この本を書いていただいたことに感謝いたします。

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最高の一冊

これぞ刑事事件のリアル。実に面白い。誰もが知っている事件だけに、その裏側、弁護士としての奮闘が実に面白い。こんなに興味深い人の業に迫る仕事が世の中にあるとは!

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国家権力に立ち向かった勇気ある弁護士に喝采

刑事事件における警察、検察の横暴、人権侵害を身近でみているだけにとてもリアルに感じ筆者の直向きな姿勢に感銘を覚えた。
政治腐敗や堕落の日本はいつになったら村社会から抜け出せグローバルレベルになるのだろう。
できるだけ多くの人にこの本を読み参考にして頂きたいと願う。

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内容もいいし朗読もとても上手だ

検察の前近代的な姿に驚かされる
この無茶苦茶さは何によっているのだろう
米国には尻尾を丸めて怯え込むが、国民には横暴である

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いくつか納得出来る説明がありました

著者の意見に全て賛成した訳ではありませんが、マスコミの報道だけを信じて逮捕された人は全員有罪者のように考えてはいけないことがよく分かりました。
中には本当に無罪の人もいるかもしれません。
弁護側の理由を丁寧に説明していたので、どのような目でマスコミの報道に接すれば良いかを一端ですが知ることが出来ました。

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権力を疑うこと

本書で取り上げられているのは、カルロス・ゴーンをはじめ、「悪人」とされてきた人々が多く
著者はこれらの人々の弁護を担当してきた。
いかにマスコミによって作られたイメージが、一般の人々に浸透してしまうのかが、よくわかった。朗読も抑制が効いたトーンで耳に馴染み、聴きやすかった。

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物事はいろんな面から

事件としては、やはりカルロス・ゴーンの事件が(裁判に至らなかったので)一番謎が多く、メディアの報道も派手な割に「なんの罪で告訴されていたのか」「なぜ彼は日本の司法制度を批判したのか」は知りませんでした。私の中で、カルロス氏は漠然と「日産でお金関係の悪事を働いた上にまんまと逃亡、その上日本を貶める発言をしている図々しい金持ち」だったのです。
最初の逮捕から1年経ってもまだ裁判も始まらず、自由が制限されたままだったとは…。

もっとこの事件に興味を持って、英語でもニュースを追っていればよかったと思いました。
この本を聴いて、カルロス氏は「起訴された内容に全てについて無罪だったのか、それとも一部は有罪だったのか。明らかにするために公正な裁判が行われてほしかった」に変わりました。

また、弘中弁護士へのイメージも変わりました。東大卒のエリート弁護士、無罪請負人、というフレーズから
漫画のように金持ち御用達の、クロをシロにできてしまう敏腕弁護士、のような連想ゲームに陥ってしまっていました。
実像は、勝ち負けだけが重要ではない、と敗訴したケースについても反省点とともに
依頼人に十分に寄り添い最善を尽くせたか、などを振り返ることのできる方で
弱者救済や医療裁判、痴漢冤罪事件なども扱っておられたのですね。
あとがきからも、日本の司法制度と弁護士のあるべき姿を伝えたいという思いを感じました。

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