月刊・中谷彰宏162「選ばないことで、チャンスをつかめる。」
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中谷 彰宏
このコンテンツについて
★5千円札の肖像画といえば、樋口一葉。でもなぜ、小説家である一葉が選ばれたのでしょうか。樋口一葉は、生涯お金に苦労しました。小説を書き始めたのも、懸賞金が狙いでした。家長として生活を守るために雑貨屋を始めたり、借金を頼みに、知り合いをまわったり、株に手を出そうとしたり。そんな「下層」体験が、一葉の文学を開花させたのです。24歳で死去。生涯お金には恵まれませんでしたが、文学的才能を発揮することができた一葉の人生。ど根性で人生を切り開く方法、中谷さんから教わりました。
★月ナカ162――7つの学び
○「女性でお札になったのは、神功皇后、紫式部と樋口一葉。」
○「懸賞金目当てで、小説を書き始める。」
○「雑貨屋経営で、下層のリアルを見た。」
○「株で儲けたという話を聞いて、教えを請いに出向く。」
○「源氏物語に、リアリズムを持ち込んだのが一葉。」
○「貧乏をネタにして、芸術に昇華させた。」
○「選り好みは、潜在的チャンスを逃す。」©2021 中谷 彰宏
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