実説 城谷怪談 撰集七
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
<実説 城谷怪談>
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
<内容紹介>
「鬼の手」(32分)
城谷が10歳の時に体験したエピソード。 開かずの間が幾部屋もある小樽の古い二階家に住んでいた頃、ある晩2歳年下の弟と子供二人きりで留守番をすることになった。
急な眠気に襲われ兄弟は仏間に敷かれた布団に潜り込む。明かりが消えると何やら物音と気配が忍び寄ってきて…。
「百物語」(37分)
怪談好きの売れない舞台役者仲間3人。8月下旬の暑い盛り。酒を飲み、酔った勢いで百物語をやろうと算段がまとまる。場所は村木が住んでいる築50年の事故物件アパートの一室。
夜10時に始まった怪談会だが、村木は必ず話しの最後をはぐらかして真面目に参加しない。そこに実は、重大な秘密が隠されていた。
「さちよ」(34分)
看護師のMさんが31歳の時のエピソード。 担当していた入院病棟の6人部屋に新しい患者さんが入る事になった。柴田さんと言う偏屈なお婆ちゃんだった。ちっとも言うことを聞かないお婆ちゃんに皆辟易していたが、Mさんは根気強く向き合い、次第に仲良くなっていく。
しかし、心暖まる交流の裏に潜む戦慄の展開がMさんの身に降りかかる。
「ぬいぐるみ」(28分)
ゆみちゃんが念願だった独り暮らしを始めたのは大学2年の春。大好きなぬいぐるみを部屋中に飾り付け、早速仲良しの女友達3人を招いて引っ越しパーティを開く事になった。
ところが、ある時期からいくら誘っても誰も遊びに来てくれなくなってしまう。勇気を出して原因を尋ねると、困った顔の友人が重い口を開いた。
「前に上からテレビの音が聞こえるって言ったでしょ…あれねテレビの音じゃないんだ」 一体友人は件の夜、何を聞いたのか…。
<城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール>
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)