実説 城谷怪談「籠の鳥」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「籠の鳥」30分)
園子さんという年配の女性の体験談。
昭和40年代か50年代の事、園子さんの誕生日に父親が番の文鳥を買ってきた。
少し前に近所の鳥屋のショウウィンドウ越しに見たインコやオウムを園子さんが欲しがっていたのを覚えていたのだ。
その日から、園子さんはかいがいしく、愛情をこめて二羽の世話をしたのだが、なぜか鳥たちは日増しに元気がなくなり、冬の日の朝、まず一羽が死に、後を追うようにそれからひと月足らずでもう一羽も死んでしまったという。
意気消沈し悲しみに暮れる園子さんの部屋の窓辺には、空っぽの鳥籠だけが残された。
それからすぐに園子さんは不思議な夢を見るようになり...。©2020 Wataru shirotani
実説 城谷怪談「籠の鳥」に寄せられたリスナーの声
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