幕末の英雄と言えば、西郷隆盛、坂本龍馬、勝海舟ら。だが歴史を動かしたのは彼らだけではない。

十六世紀にはヨーロッパの二流国に過ぎなかったイギリス。それがなぜ世界を動かす帝国になり得たのか?

日本人が知らない東南アジアの歴史と社会！11か国、6.7億人の一大経済圏の実相！

世界暦と黙示的文学が終末意識を突き動かすとき，ヨーロッパの歴史は大きく躍動した．古代末期に源流をもつ地中海＝ヨーロッパの歴史を，人びとを駆動し「近代」をも産み落とした〈力〉の真相とともに探究する．

パンデミックは世界を変えたのか――新型コロナの大流行を経験した私たちには，疫病と人類の関わりを問い直すという重い課題が突きつけられている．

弟・義経との小さな行き違いを大騒動に発展させて権力を手にし、鎌倉幕府を確立した源頼朝。抜擢されたことで激務に追われ、上司・信長への不満を溜めていった明智光秀。

二〇二一年初の米国連邦議会襲撃事件．憲法修正第二条を盾に武装した人民（ミリシア）と対峙する連邦キャピトル警察・州軍（ミリシア）が繰り広げる異様な光景が意味するものは何か．

元陸軍参謀が最後に企てた”作戦”とは？1961年（昭和36年）４月４日、元陸軍参謀にして参議院議員の辻政信は、羽田空港から東南アジア視察のため単身、飛び立った。

戦争、内戦、テロ……。なぜ今、中東地域で惨禍が繰り返されるのか？ その理由を、パレスチナやイスラエルの歴史、数次にわたる中東での戦争から、詳細にわかりやすく解説。

私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。

日本が近代化に向けて大きな一歩を踏み出した明治時代は、実はとても厳しい社会でした。社会が大きく変化する中、人々は必死に働き、頑張りました。

「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書イスラエル。こんなテーマがほかにあるだろうか?人口1000万に満たない小さな国が世界のトップニュースになるのはなぜか?

ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担い、天皇家にも絶大な影響力を誇っていた東海地方の豪族、尾張氏。古代史における重要人物にもかかわらず、その正体を知る者はほとんどいない。なぜなら、尾張氏は最古の歴史書『日本書紀』から消されたからだ――。

なぜ宗教は争いを生むのか? ウクライナのNATO加盟を巡る対立の裏でキリスト教内の宗教問題を抱える露・ウクライナ戦争に加え、ユダヤ教とイスラム教の確執が背景にあるイスラエル・ハマス戦争が勃発。

地中海を中心に興亡を繰り返したさまざまな古代文明の世界、すなわち「地中海世界」の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者、本村凌二氏が描きつくす。

人生を豊かにするための「教養入門」決定版

三世紀から六世紀の日本列島で造られた，おびただしい数の古墳．人びとはなぜ，憑かれたようにそれらを造ったのだろうか．考古学研究の第一人者が，中国，朝鮮半島の葬制からの影響も視野に入れつつ，古墳の宗教的，社会的役割を考察．

2025年の大河ドラマの主人公は、蔦屋重三郎！蔦屋重三郎の実像とは？田沼時代と現代の共通点とは？東洲斎写楽を世に送り出し、権力にも屈しなかった「江戸のメディア王」の魅力と、彼の生きた時代を読み解く一冊。

宗教では聖人と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、〈神と神の子イエス〉はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため…

各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に！　直木賞作家・今村翔吾による“前代未聞”の挑戦作。信長、家康、信玄、謙信だけでなく、長野業正、津軽為信、真田信幸まで……。東の大地に漢たちが奔る！

「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書の登場が，アジア各地で大きな反発を招いた．その問題点は日本の植民地支配に関する記述である．

中国の魔手は、もうそこまで忍び寄っている！

Three-time Parents Choice award-winner Mama Doni brings to life classic stories from the Bible in this exciting audio presentation that features an original music soundtrack specially developed for the project by Mama Doni and Eric Lindberg.

マックス・ウェーバーとニクラス・ルーマン――科学技術と資本主義によって規定された産業社会の謎に挑んだふたりの社会学の巨人。

囲碁名人・本因坊算砂の息が止まりかけた。「信長公の首級は何処にある」大御所・徳川家康のたった一言で、「炎の記憶」を呼び覚まされた算砂は沈黙せざるを得なくなった。