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ナレーター:
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隈本 吉成
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著者:
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伊集院 静
このコンテンツについて
「こんなに美しい富士山と海を、どんな文章でお書きになるのか、読んでみとうございます」鏡子の言葉は、金之助の胸の奥を揺り動かした。
英語教師として松山で子規と過ごした金之助は、次に赴任した熊本では鏡子を迎えて新婚生活が始まる。英国に留学している間に子規は亡くなり、帰国すると帝国大学の教師に。高浜虚子から子規ゆかりの句誌「ホトトギス」に小説を書いてほしいと頼まれ、初めて書いた小説「吾輩は猫である」が大評判に。やがて東京朝日新聞の社員として連載した数々の小説で国民作家となり、後進の文学者たちにも多大な影響を与える――。
処女作「吾輩は猫である」がいきなり評判となり、「坊っちゃん」で国民作家に。
『機関車先生』『いねむり先生』に続く「先生」シリーズ第三弾!©伊集院 静 (P)2022 Audible, Inc.
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英語教師、小説家、編集者…そして新たな世代へ
上巻では夏目漱石以上に正岡子規が目立っていたが、下巻は夏目漱石の正統な伝記でした。
夏目漱石に詳しい方(?)が、“江戸っ子気質が削ぎ落とされてて、漱石のキャラクターが別物”と本書のレビューにて評価していますが、音声書籍で聴く分には本書の漱石の「穏やかな性格」にスポットを当てた人物像が心地よかったです。江戸っ子のちゃきちゃき感やべらんめえ口調だったら、私は挫折してたかなと…笑
本書にふれたことで、吾輩は猫である、坊ちゃんみたいな超有名作品のみならず、虞美人草(ぐびじんそう)等も作品背景や漱石の人生を思いうかべながら、再生時間:130時間ある「夏目漱石名作集」を楽しめそうです。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- ハチ
- 2023/02/06
新たな漱石像
神経質なイメージが覆され、こちらが本当の漱石ならいいなと思わされる。子規とのやり取りは臨場感にあふれている。
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