『わたしの名は赤〔新訳版〕 上』のカバーアート

わたしの名は赤〔新訳版〕 上

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わたしの名は赤〔新訳版〕 上

著者： オルハン パムク, 宮下 遼
ナレーター： 八木田 幸恵
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このコンテンツについて

 十六世紀オスマン・トルコ帝国。東西の文明が交錯する大都市イスタンブルで、一人の細密画家が殺された。どうやら犯人は被害者と親しい間柄だったらしいのだが……細密画家たちと若く美しい未亡人をはじめ、さまざまな人々が語る事件の顛末とは？　かつてないスケールを有する、ノーベル文学賞受賞作家の代表作©BENIM ADIM KIRMIZI by Orhan Pamuk Copyright © 1998 by Iletisim Yayincilik A.S. All rights reserved Japanese audiobook rights arranged with The Wylie Agency (UK) Ltd. This audiobook rights is licensed by Hayakawa Publishing, Inc. (P)2019 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

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文化の違いに戸惑う

トルコの作家の作品は過去に読んだことがない上、時代設定もかなり昔なので、共感するのが難しい。ノーベル賞作家の作品を知ることが出来たという意味では有意義で、それなりに面白く楽しめる。
　ですが、やはりこの作品にも誤読がありました。額ずく(ぬかずく)をひたいずくと読まれていました。前回聞いた作品では一遍上人の時宗(じしゅう)をときむねと読まれてこけました。これまで誤読のない作品には出会っていないように思います。興醒めするのでもう少し丁寧に編集してほしいです。

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