『それをお金で買いますか 市場主義の限界』のカバーアート

それをお金で買いますか 市場主義の限界

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それをお金で買いますか 市場主義の限界

著者: マイケル サンデル, 鬼澤 忍
ナレーター: 片山 公輔
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このコンテンツについて

〔市場主義の限界〕刑務所の独房を1晩82ドルで格上げ、インドの代理母は6250ドル、製薬会社の人間モルモットは7500ドル。あらゆるものがお金で取引される行き過ぎた市場主義に「ハーバード白熱教室」のサンデル教授が鋭く切りこみ、道徳的・市民的「善」を問う。『これからの「正義」の話をしよう』に続く話題書©WHAT MONEY CAN'T BUY: The Moral Limits of Markets by Michael J. Sandel Copyright © 2012 by Michael J. Sandel Japanese audiobook rights arranged with ICM Partners acting in association with Curtis Brown Group Limited through The English Agency (Japan) Ltd. This audiobook rights is licensed by Hayakawa Publishing, Inc. (P)2019 Audible, Inc. ビジネス・キャリア 資産・金融

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資本主義の結果を学ぶ必読書

著者の力説ももちろん価値があるが、そもそもここまで説明をせねばならず、また議論の後、結局商業主義が蔓延っているアメリカの実情が随所に見られる。
こうなってはお終いだと言う一つの事実を知り、それを説明するのにとても的確な良書。
日本人こそ読み、同じ轍を踏まないように知識として入れておくべき内容が最後まで詰まっていると感じた。

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今、読むべき本の一冊

期待以上!行き過ぎた市場主義は我々の道徳観を汚している。

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普遍的な善とは?

あらゆるものを「お金で買う」ということは、普遍的な善についての考察と切り離せない。リバタリアニズムと正反対の主張には納得感が有る。

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答えのない問い

この本では市場主義に侵食された様々な事例が次々と語られ、その一つ一つに自分の考えが問われている。
著者は著者自身の考えに読者を導きたいわけではなく、それぞれの読者に熟考してもらい、それを多くの人と議論してほしいというのが意図だと思う。
著者に問われる以前は、この本で紹介された事例は当たり前のことと捉えていたが、改めて考えてみるとそんなに単純に答えを出していいことではないように思えた。
答えのない問い、答えの出ない問いかもしれないが、皆さんにもぜひとも考えてもらいたい。

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