『シン・ゴジラ』で描かれた「虚構」とはなんだったのか
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古川 雅達
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著者:
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切通 理作
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「これだよこれ!」 米レジェンダリーピクチャーズ版『ゴジラGODZILLA』(ギャレス・エドワーズ監督)の公開前に関連書籍が多く発売されたが、2014年5月下旬に河出書房新社から刊行された岸川真の小説『赫獣』(かくじゅう)は、そのタイミングを特別意識して書かれたものではない。 だが著者が数年前から温めていたというこの作品は、たとえば私のような、特撮怪獣映画で育ってきた人間にとっては「これだよこれ!」と思わせるに十分なものだった。 そして試写の始まった『ゴジラGODZILLA』を実際に見ることで、その「これだよこれ!」という感覚は、海の向こうの映画製作者たちの<ゴジラ愛>のこだわりとも重なっていたことを知り、嬉しくなった。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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2013年の12月のことだが、その中で起きている事件的には似ている映画を、比較的近い時期に見た。翌年1月25日から公開予定だった『花火思想』の試写と、すでに公開されていた『彼女は嘘を愛しすぎている』である。 前者は単館レイトロードショー公開の作品で、後者は全国一斉公開されたメジャー映画。 両方とも、主人公が昔バンドをやっていたが、いまはある「事情」からやめている。前者は才能のないメンバーを外さなければならないという葛藤に端を発し、後者は自分たちの演奏ではない演奏をそれと偽ってCDとして出し、メジャーデビューすることが踏み絵となった。 どちらも、バンドを大きくしなければならないという目的律が介在しているところは共通している。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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著者: 切通 理作
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■「この映画は出来ないんじゃないか」 かぐや姫が、それまで丹精込めてきた庭をメチャクチャにしてしまう中盤のシー ンを見ていて、私は高畑勲が必ず陥るという、作品の制作途中で「この作品を作 る意味があるのか」とスタッフに噛みつく瞬間を想起した。 「いま、この作品を作る意義があるのか?」を常に問いかける……といえばいか にも真摯なクリエーターの姿勢にみえるが、そう噛みついている時の高畑にはど こか、作品を「完成させたくない」という思いすらあるのではないか? 音響制作デスクの古城環は、高畑のそうした態度を「土壇場で『そもそも論』に 戻る理不尽」と形容している。「大人の事情」は一切通じない人だと。 ジブリの若い社員が月曜から土曜まで日参し、毎日10~12時間話して、高畑がこの企画でやると言うまでにも数年がかかり、作業に入ってからも8年間。担当プロデューサーの西村は「この映画は出来ないんじゃないか」という局面に何度もぶつかったという。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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『かぐや姫の物語』はかつてない表現を獲得するために大変手をかけて作られたアニメ映画であり、規模的にも今後二度とは作れないものであることは、公開期 間中の現在、宣伝などでも盛んに語られている。 しかしそうやって作られた作品は、観客に、「こんなもの見に来たあなたたちの 人生、本当に意味があるんですか!」と、ちゃぶ台をひっくり返しているように 見えるのは、私だけだろうか。 ここまで贅をこらした映画を作っておいて「あなたたちの生活、作り物に囲まれ ていていいんですか」と、あたかも画面のすぐ裏から監督・高畑勲が叫んでいる かのようだ。 そう確信したのは、かぐや姫が感情に駆られ、それまで丹精込めてきた庭をメチ ャクチャにしてしまう中盤のシーンを見た時だった。自分の好きなものを植えた いと、媼から譲り受けたその小さな庭を、かつて自分が居た森や丘や家に見立て ていたかぐや姫。竹林のある山野で自然児として育ち、突然都に連れてこられて 貴族の婦女子の暮らしを強いられている御殿で、彼女が唯一の楽しみにしていた 場所であった。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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著者: 切通 理作
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著者: 切通 理作
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著者: 切通 理作
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著者: 切通 理作
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ストーリー
・偲ぶ会にて 先日、映画の東宝スタジオサービスの社長さんから、突然お手紙をいただいた。お手紙とはいっても、特別な内容のものではなく、先ごろ亡くなった高峰秀子さんの「偲ぶ会」があるので、出席しないかというお誘いであった。 私は自著『俺に似たひと』の中で、高峰秀子に触れ、彼女への偏愛を少しだけ語った。くだんの社長は、私の本を読んでくれていて、高峰ファンの私にお声を掛けていただいたというわけである。当日、私はどんな往年の俳優が集まるのかと、ほとんどミーハー気分で会場へ出かけた。 会場は、スタジオにステージを拵え、椅子を配したにわか作りの劇場になっており、舞台の正面には小さなスクリーンが配置されていた。思っていたとおり、司葉子や、星百合子、八千草薫、宝田明などスクリーンでしかお目にかかれないスターの顔が揃った。(本文より)内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→https://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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昭和の証言「鳩山一郎 国際連合加盟実現」(昭和31年)
- 著者: 鳩山 一郎
- ナレーター: 鳩山 一郎
- 再生時間: 2 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
昭和31年、国連総会が満場一致で日本の加盟を認める。当時の国務大臣である鳩山一郎氏による加盟実現についての演説。
著者: 鳩山 一郎
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吉本隆明というひと――ローカルから世界性・普遍性を獲得する
- 著者: 平川 克美
- ナレーター: 菅沢 公平
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
■“腑に落ちる”思想 今、晶文社から『吉本隆明全集』が刊行されています。 私は、ぜひ若い人にも一度は吉本さんの思想と向き合ってほしいと思います。 ただ、いきなり『共同幻想論』を読んでも、分からないかもしれません。 私たちの世代は、中心的な論考の間に彼の講演や主宰した「試行」に書いていた彼の雑文を読みながら、本当に彼がいわんとしていたことが何なのかを理解していった共時的な過程に恵まれました。だから、私たちの年代は、だいたい同じように吉本思想を理解し、そして強く影響を受けたのだと思います。吉本さんに限っては、他の方の吉本論を読んで、あまり違和感を感じないで済むのです。これはちょっと不思議なことです。(本文より))内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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道楽探偵シリーズ「凍るアラベスク」
- 著者: 妹尾 韶夫
- ナレーター: 菊地 まさはる
- 再生時間: 36 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
道楽探偵シリーズ第2弾!有名探偵の祖父をもち、興味のむいた仕事しかしない、趣味人に近い探偵・巣守柳(CV:菊地まさはる)。そんなオジサマな彼が、ダンディな声で探偵小説作家・妹尾韶夫の「凍るアラベスク」をお届けします!「凍るアラベスク」-美しくて健康的な女教師・勝子は、自分が尾行されていることに気がついた。それは、製氷所の経営者だという謎の紳士。男は人の顔を見ることが好きで、そこから運命を予言することができるという……。勝子に「大変な話」があるという男。そして、その日を最後に勝子は姿を消した。男の正体と目的はいったい何なのか?氷に包まれた恐怖と美の結末へと誘われていく……。-声優:菊地まさはる/イラスト:新羅/企画・制作:アイデアフラッド合同会社/収録・編集:メディアゲート
著者: 妹尾 韶夫
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日本の古典・神話集 世界の童話シリーズより
- 著者: Yellow Bird Project
- ナレーター: 田中嶋 健司, 握☆飯太郎, うちの 陽子, 、その他
- 再生時間: 1 時間 36 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
童話オーディオブック『世界の童話シリーズ』全300話を、原作・カテゴリー別でまとめた総集編です。日本の古典・神話集の収録作品はこちらの7本。「1・イザナギとイザナミ 日本の神話第一夜(223話) /2・スサノオノミコト 日本の神話第二夜(224話) /3・オオクニヌシノミコト 日本の神話第三夜(225話) /4・山幸彦と海幸彦(247話) /5・羅生門の鬼(249話) 6/・酒呑童子(255話) /7・虫愛ずる姫君(206話)」各作品の詳細などは、公式サイトを参照して下さい。http://yellow-bird.info
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内容・音楽・テンポ・声優さん全て良し!!
- 投稿者: hamadahn 日付: 2024/01/30
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ウルトラマン創世記
- (小学館)
- 著者: 桜井 浩子
- ナレーター: 小針 彩希, 金光 宣明, 藤井 隼, 、その他
- 再生時間: 6 時間 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
『ウルトラマン青春記』(1994年・小学館刊)に続いて、女優・桜井浩子が書き下ろした特撮裏話。いまだに語り継がれる、日本初の特撮テレビ番組「ウルトラQ」と「ウルトラマン」。
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想像していたより面白かった
- 投稿者: むうみん 日付: 2023/10/26
著者: 桜井 浩子
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ウルトラマンの伝言 日本人の守るべき神話
- 著者: 倉山 満
- ナレーター: 岩崎 了
- 再生時間: 9 時間 23 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
君は強大な敵に、いかにして立ち向かうか? 日本は、巨大な力に苦しめられ続けてきた。闇に怯え、打ちひしがれ、夢や希望を無くしている時代だからこそ、民族の神話が必要なのではないか。
著者: 倉山 満
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ヒロコ ウルトラの女神誕生物語
- (小学館)
- 著者: 桜井 浩子
- ナレーター: 小針 彩希
- 再生時間: 6 時間 35 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
特撮ヒロイン役の草分け的存在である桜井浩子の勇気と元気があふれる女優誕生ストーリー。貧しい少女はどのようにしてヒロインになったのか。
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懐かしいフジ隊員
- 投稿者: なかやん 日付: 2022/10/31
著者: 桜井 浩子
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ヤンキー消費をつかまえろ
- (週刊東洋経済eビジネス新書No.9)
- 著者: 週刊東洋経済編集部
- ナレーター: 長谷川 俊介
- 再生時間: 50 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
ヤンキーといっても、不良でもなければ、暴力、犯罪とも関係ない。地元を愛し、仲間と絆を愛する新保守層のことだ。地元愛や仲間愛は、東日本大震災も契機となって、日本に対する誇りに昇華した。絆LOVE、祭LOVE。かつてない保守的考えが若い世代に広がっている。 一方、そんな彼らの消費意欲は、実は予想以上に強いのだが、企業は彼らのような新しい消費層をとらえきれていない。 企業はいまだに団塊ジュニアを追いかけている。しかし、そんな団塊ジュニアも今や40歳前後になり、ほとんどは家族を持った。住宅ローンや子どもの教育費といった負担がのしかかり、若者的な消費を続ける余力がさすがに減ってきている。彼らに代わる若者消費の掌握が急がれるところだ。長らく主役不在の消費シーンに現れた新保守層の姿を追う。
著者: 週刊東洋経済編集部
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デューク・エリントンの音楽にはジャズの全てがある
- 著者: 岩浪 洋三
- ナレーター: 岩浪 洋三
- 再生時間: 19 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
アーティストのインタビューやライヴほか、さまざまな音楽体験からのリアルな音楽シーンのアーカイブスを、評論家、DJたちが生の声で語る「musicbook」企画の第8回配信作品。「スイングジャーナル」の編集長を務め、その後ジャズ/ポピュラー音楽の評論家として活躍している岩浪洋三がその歴史を語ります。/『デューク・エリントンの音楽にはジャズの全てがある』/ピアニスト、作曲家、アレンジャー、そしてビック・バンドのリーダーだったデューク・エリントン。ジャズの全ての要素・魅力を含んでいるエリントンの音楽の世界に迫ります。/1.『ハーレムを知らずしてジャズを語るなかれ』:岩浪洋三/2.『デューク・エリントンの音楽にはジャズの全てがある』:岩浪洋三/3.『村上春樹とジャズ』:岩浪洋三/ (C)2010 TED/F.O.D./JI-NON
著者: 岩浪 洋三